大洋学園
児童養護施設 大洋学園
施設方針
平成23年7月、国から「社会的養護の課題と将来像」が示され、平成24年12月には、この将来像の実現を令和11年度までに達成する計画が示されました。
これは養育形態をより家庭的な雰囲気に近付ける為、養育の個別化、本体施設の小規模化と全ユニットケア化、里親支援等が機能として求められています。また、平成24年度より福祉サービス第三者評価受審と公表の義務化、施設長義務化研修もスタートし、施設の養育・支援の高機能化と高度化が必須となったことにより、全国一律基準から施設の差別化が近い将来に進んでいくものと考えています。
大洋学園が平成18年度に策定した「社会福祉法人大洋会児童福祉施設近未来計画」は、入所や在宅を問わない子どもたちの福祉の一層の向上を目指すものであり、そのことは我々の使命・責務です。
今後は、児童家庭支援センター大洋と一体化した体勢の早期実現に努め、生活環境と愛着や関係性等の内面を重視した養育・支援の充実が図られるよう、ハード、ソフト面に渡る整備を進め、権利擁護に裏付けされた生活により、職員と子どもが一体となった施設運営を目指して参ります。